京都で舞妓体験とお悩みの方へ
~まずは舞子と花魁の違いを知ろう~
舞妓、芸妓とは?
皆さんは「舞妓」や「芸妓」についてどんなイメージを持っているでしょうか。舞妓という言葉は聞いたことがあっても、具体的に何をする人? と聞かれると困ってしまうかもしれませんね。
舞妓というのは、簡単にいうと芸妓の修行時代の呼び名です。芸妓は三味線や琴など、お座敷でお客さんの前で芸事を披露するお仕事をしています。舞妓はその修行を積むために15~20歳の間は置屋という場所で共同生活を送りながら日々の修行に勤しみます。舞妓には年齢制限があり、先ほど書いた15~20歳が舞妓でいられる年齢です。20歳になったら芸妓になるか、あるいは芸の道から離れるかを選ばなければなりません。多くは16~18歳頃までは見習いとして舞踊や三味線、唄などを学びつつ、マナーやしきたり、季節の決まりごとなどを覚えていきます。
似た言葉に「芸者」がありますが、こちらは東京など関東地方での呼び名です。東京でいう芸者は京都でいう芸妓で、舞妓にあたるのは東京では「半玉」です。